温度ヒューズの構造と原理

可溶合金型

可溶合金型温度ヒューズには、アキシャルリード線タイプとラジアルリード線タイプの2種類があり、基本設計及び動作原理は同じです。

構造図

低融点可溶合金にリード線(錫メッキ軟銅線)を溶接し、可溶合金は表面に動作時の溶断を確実に行なわせる為に特殊樹脂をコーティング後、絶縁ケースに挿入し、ケース開口部を封止材で完全密封した構造です。 アキシャルリードタイプ(左図) ラジアルリードタイプ(右図)
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可溶合金 特殊樹脂 絶縁ケース 封止材 リード線

動作原理

機器の異常温度上昇に伴い、温度ヒューズの本体及びリード線より熱を感知し、可溶合金の融点に達すると可溶合金は溶融します。溶融した可溶合金は、特殊樹脂の促進により表面張力が発揮され、可溶合金をリード線に球状化し、溶断します。

ペレット型

ペレット型温度ヒューズは、金属ケースと有機化合物ペレットの感温材を使用した温度ヒューズです。

構造図

金属ケース内に絶縁ブッシュ、スプリング、可動接点、円板、感温ペレットが組み込まれ、ケース開口部を封止材で完全密封した構造です。 ペレット型
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感温ペレット 金属ケース 円板 スプリング1 可動接点
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スプリング2 絶縁ブッシュ 封止材 リード線1 リード線2

動作原理

動作前はリード線⇔可動接点⇔金属ケース⇔リード線の経路で電流が流れています。
周囲温度が上昇すると感温ペレットが熱を感知し、溶融します。
感温ペレットが溶けるとスプリングが伸び、可動接点がリードから押し離されて、電流が遮断されます。